
依頼者は、酒気帯び運転で2台の車を巻き込む交通事故を起こし、その場から逃走して帰宅しました。 翌日、依頼者は警察に逮捕されましたが、逮捕当初、依頼者は「事故を起こした時は飲酒運転ではなかった、事故を起こした後、自宅に帰ってから飲酒した」等と言い訳をし、飲酒運転について否認していました。 事故前に飲酒した証拠 ……
依頼者は、酒気帯び運転で2台の車を巻き込む交通事故を起こし、その場から逃走して帰宅しました。 翌日、依頼者は警察に逮捕されましたが、逮捕当初、依頼者は「事故を起こした時は飲酒運転ではなかった、事故を起こした後、自宅に帰ってから飲酒した」等と言い訳をし、飲酒運転について否認していました。 事故前に飲酒した証拠 ……
被告人は家族と同居していた自宅を放火したとして起訴され、裁判員裁判として審理された事件でした。 裁判では、被害者である家族が被告人を許していることと今後の監督を約束していること、就労先が確保できていること、前科前歴がないこと等を主張し、執行猶予付判決が下されました。 放火という重大な罪を犯した事件ではありました ……
依頼者は、建造物侵入・窃盗など、4件の事件で起訴されました。 依頼者は、以前にも同じ手口で盗みを行って有罪判決を受けたことがあり、今回も同様の犯行であったため、実刑判決が下される可能性が高い事案でした。 弁護人は、被害者の方々に対して被害弁償を申し出、4名中3名の被害者の方に対し、被害金額以上の被害弁償を完 ……
依頼者は、10年以上もの間、自分が勤務する会社の経費等の横領を繰り返し、総額1000万円以上横領していましたが、それが会社に発覚し、自宅謹慎中に弁護士に相談しました。 依頼を受けた弁護人は、被害会社と示談交渉を開始し、被害弁償金を支払う代わりに、依頼者に対する刑事上の責任を追及しない内容での示談を成立させました。 ……
被告人段階からの受任。 裁判員裁判において、一部被害弁償や親族の監督等を主張し、検察官の求刑よりも低い懲役刑となりました。 被告人の資力からは被害者の方に対して十分な賠償ができなかった点は残念でありますが、裁判官及び裁判員の方に被告人の反省の気持ちが少しでも伝わったのではないかと考えています(担当 五十嵐)。 ……