事件の概要
依頼者男性は、女性トイレに侵入し、スマートフォンで盗撮する行為を何度か行い、警察に検挙されました。
スマートフォンの中には、過去の盗撮画像が残っており、依頼者が盗撮行為を繰り返していたことは明らかだったため、刑事裁判になる可能性もそれなりに高い事案でした。
当事務所の対応
担当弁護士は、複数の被害者に対して謝罪するとともに、示談等のお願いをしました。
当初、被害者の被害感情が強く、示談交渉は難航しましたが、3名のうち2名の被害者に対して被害弁償を完了することができました。
その結果、依頼者は罰金処分となり、刑事裁判になることを回避することができました。
担当弁護士の所感
盗撮事件において、重い刑事処分になるか、軽い刑事処分になるかは、被害者との示談が大きく影響しますが、一般的に、刑事事件の加害者が被害者に直接接触することは許されません。
そこで、盗撮事件で被害者と示談交渉を進めるためには、弁護士に依頼する必要性が高いと言えます。
また、盗撮の事案では、被害者の被害感情が強いことが多いため、刑事弁護に精通した弁護士に依頼されることをお勧めいたします。(弁護士 江幡 賢)
掲載日:2024年7月1日
江畑 博之
最新記事 by 江畑 博之 (全て見る)
- 【解決事例 盗撮事件】 - 2024年10月15日
- 【解決事例 当て逃げ】過失運転致傷・救護義務違反容疑(あて逃げ)で検挙されたが、不 起訴になった事案 - 2024年9月30日
- 【解決事例 窃盗事件】 - 2024年9月26日