常習累犯窃盗が不起訴となり、遺失物横領のみが起訴された事案

依頼者は、アルコール依存症を患っており、飲酒すると記憶を失い、酒やつまみを万引きする行為を何度も繰り返して
服役した過去がありました。

依頼者は、飲酒して泥酔し、他人のカバンを置き引きする行為と、落とし物の財布を持ち去るという行為を行い、
逮捕された時点で依頼を受けました。

弁護人としては、各被害者らとの間で速やかに示談を成立させ、被害弁償金を支払いました。

過去の前科との関係で、本件の窃盗は、常習累犯窃盗(3年以上の懲役)という重い罪で起訴される可能性が
ありましたが、被害者らと示談が成立していることなどに鑑み、比較的軽い罪である遺失物横領のみでの起訴と
なりました。

また、裁判では、本人がアルコール依存症の治療に真摯に取り組んでいることなどを主張し、比較的短期間での
服役となりました。(担当弁護士 江幡賢)

掲載日2023年6月13日

The following two tabs change content below.
江畑 博之

江畑 博之

新潟大学工学部卒 東北大学法科大学院修了 最高裁判所司法研修所修了後、弁護士登録

刑事事件のご相談は美咲総合法律税務事務所へ

025-288-0170

受付時間 平日 9:30〜 18:00
相談時間 平日 9:30〜 18:00(土・日・祝日応相談)

メールでのお問合せはこちら

お電話でのお問合せはこちら

刑事事件のご相談は美咲総合法律税務事務所へ

025-288-0170

受付時間 平日 9:30〜 18:00
相談時間 平日 9:30〜 18:00(土・日・祝日応相談)

メールでのお問合せはこちら

お電話でのお問合せはこちら